TCaST お客様の声

ティーキャストはお客様のビジネスの発展をお手伝いしています。

お客様の声 vol.1

国立大学法人名古屋工業大学

教授 渡辺 義見 様
URL http://watanabe-sato.web.nitech.ac.jp/

国立大学法人名古屋工業大学

国立大学法人名古屋工業大学

【 研究室PR 】

物理工学科材料機能分野に所属する,構造材料のプロセスから組織,強度評価までを一貫して行っている研究室です.鋳造関連では,遠心鋳造による傾斜機能材料の製造法の研究や,凝固核粒子の添加による結晶粒微細化の研究に取り組んでいます.
また,この技術を応用した金属3Dプリンティング(積層造形)用素材の開発も行っています.


  • 1.TCaSTによって解決した課題・良かったところ


    遠心鋳造を利用した傾斜機能材料の開発研究においては,真空遠心鋳造用の鋳型方案も重要なテーマです.3Dプリンタを用いた鋳型造形では,デジタルデータの変更だけで系統立てて鋳型形状を変えられるため,研究には最適です.今まで,石膏鋳型を使用していましたが,揮発成分による鋳造欠陥の発生や焼成強度など,幾つかの問題点がありました(鋳造工学, 92, No. 9, 525-531 (2021), https://doi.org/10.11279/jfes.93.525).この問題が解決できた点がTCaSTを使用して良かったところです.
    上記写真はTCaST鋳型を用いて作製した名工大校章メダル.アルミニウムの真空遠心鋳造で作製しました.
  • 2.今後TCaSTに期待する事


    遠心鋳造という重力鋳造に比べて過酷な環境下で実験を行っています.さらなる強度向上を期待しています.

お客様の声 vol.2

アジア鋳工株式会社

代表取締役 宮下 天 様
URL http://www.asia-chuko.co.jp/

アジア鋳工株式会社

アジア鋳工株式会社

【 会社PR 】

1961年に埼玉県上尾市で創業した、ステンレス鋳物の製造に特化した会社です。主に水道部品、油圧ポンプ、食品混錬部品、熱処理炉部品等を製造しています。
多品種、小ロット、短納期、高品質をモットーに日々努力しております。


  • 1.TCaSTによって解決した課題


    弊社ではステンレス鋳物での薄肉製品の製作が課題でした。鋳型の精度が安定しないことで生じるバリ、鋳型から出るガスによる鋳造欠陥等が原因で製作が困難でした。
    そこで、太平洋セメント㈱に相談したところ、TCaST鋳型による薄肉製品の試作を提案していただきました。
  • 2.TCaSTの良かったところ


    試作品は3mmの螺旋ばね形状のインペラーで材質はSCS13で製作しました。
    TCaST鋳型は、螺旋ばねの部分が一体で作られており、これならば鋳型の精度も良くバリの発生も防げると感じました。
    鋳込み後の製品にはガス欠陥やバリがなく、高品質の製品が出来上がりました。
    TCaSTを使用すれば、木型の製作期間が無く、鋳型の製作も簡略化され、さらに精度の高いの鋳物が出来るので、仕上げ工程も簡略になります。鋳物製造における短納期化、高品質化に大きく貢献すると思います。木型を必要としないため、小ロットであれば、低コストで鋳物を製造できるところも評価できると思います。
  • 3.今後TCaSTに期待する事


    試作品で小ロットの製作に対しては、短納期、高品質、低コストでの製作が可能です。
    量産品への適用性も検討したいと考えています。


お客様の声 vol.3

渡辺鉄工株式会社

3D・IoT事業開発チームリーダー 猿渡 宣弘 様
URL http://www.watanabe1886.com/

渡辺鉄工株式会社

【 会社PR 】

1886年(明治19年)創業で100年以上という長い歴史がある渡辺鉄工株式会社様は鋼板処理設備、自動車用スチールホイール生産設備、産業機械、防衛省関連汎用機サービスに加え、3Dプリンターを活用した新たな事業にも力を入れています。
ひとつの製品を量産するのではなく、依頼主ひとりひとりのニーズに合わせて、完全オーダーメイドで「0の状態」から作っています。
自動車のホイールの生産設備については、8割もの国内シェアを獲得しており、国内をはじめとしてアメリカ、アジア各国にも輸出し、グローバル化も図っています。

これらの事業活動の実績と、将来性を評価され、2006年には経済産業省より「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選出表彰されました。 また、防衛省の水上魚雷関係に関しても、九州に2社しかない武器の生産をしている会社のひとつであり、今までの納品実績が認められました。
先行きの見えない時代の今こそ、お客様の事業が安心して継続できるお手伝いを形にしていきます。
そのためにも社員一人ひとりが、技術研鑚に励み環境の変化に合わせたご提案ができるように致します。


  • 1.TCaSTによって解決した課題


    弊社の製品には鋳物を多数使用していますが、鋳物の納期が長くかかっていました。また、木型を使うので形状変更をする場合は修正のための時間や費用ロスが発生していました。 加えて、木型の保管スペースや資産管理が大きな負担になっていました。
    TCaST鋳型であれば3Dプリンターからダイレクトに鋳型をプリントアウトできるためにリードタイムが大幅に短縮しました。
    また、型はデータで保管するために型の保管の負担がなくなりました。
  • 2.TCaSTの良かったところ


    ガスが発生するためにガス抜きなどの方案の工夫が必要でしたが、試作品の製造時には短期間で鋳物が完成し、早い段階で形状確認ができました。 また、鋳物の鋳肌や仕上がり具合が従来の砂型鋳造より良好でした。
    弊社では新規事業として3Dプリンターを活用したビジネスに力を入れていきたいと考えています。
    3Dプリンターを使う事で、機械製作メーカーとして鋳物を調達する上で発生する問題がクリアになるのでお客様に強く訴求ができます。
  • 3.今後TCaSTに期待する事


    3Dプリンターでのモノづくりが当たり前な時代になり、更にTCaSTの活躍の場が増える事に期待しています。
    ベテラン職人が引退して仕方なく3Dプリンターで代用するのではなく、3Dプリンターの優位性をエンジニアが理解した上で3Dプリンターでのモノづくりが普及する時代が来ることを願っています。


お客様の声 vol.4

有限会社日向キャスティング

代表取締役 笹部 直規 様
URL https://www.hyuga-casting.com/

有限会社日向キャスティング

有限会社日向キャスティング

【 会社PR 】

1949年(昭和24年)の創業以来、木型製作、鋳造、機械加工までの一貫生産を行っており、銅合金鋳造とアルミ合金鋳造のスペシャリストとして今日まで培ってきた技術力があります。
銅合金では最大900kgまで対応しており、アルミ合金鋳造では20kg〜150kgの中型から大物の鋳造製品を得意としております。
また、加工におきましても、汎用機とNC機の使用により、加工完成品で納入させていただいている製品も増加しております。

  • 1.TCaSTによって解決した課題


    木型を起こすと木型の製作時間が長い上に修正にも手間がかかりましたが、TCaSTを使うことですぐに鋳型ができ、 これによって量産に入るための型をおこす前に形状確認のテスト製造が可能になりました。
  • 2.TCaSTの良かったところ


    テスト製造が可能になったことの他に、現有の砂型で製造するよりも鋳肌がきれいにできあがります。またデータを用いて製作するために寸法が正確な鋳物ができます。
  • 3.今後TCaSTに期待する事


    今後、TCaSTに限らず3Dプリンターが活用される場面が増えると思います。こうした技術がお客様にも評価され、普及することを期待しています。


お客様の声 vol.5

株式会社ジェムコ日本経営

鋳造技術コンサルタント 長谷川 光司 様
URL https://www.jemco.co.jp/

株式会社ジェムコ日本経営

【 会社PR 】

ジェムコ日本経営がご提供する技術コンサルティング事業
【日本のものづくりを『技術の神様』によるご支援】
ものづくりを支える技術のお悩み解決を「技術の神様」がご支援します。
技術の神様昔は自社のオリジナルで保有していた技術が、技術者の流動により、今は残っていないということをよくお聞きします。
また昨今、新たな事業や商品の開発において、自社に乏しい技術の一部を取り込みたいというご要望を頂きます。
既に無くなってしまった技術や弱くなってしまった技術、自社の弱い分野での技術の育成を、「技術の神様」が担います。
『技術の神様』事業の概要
一線を退いた「この分野では誰にも負けない」という高度な専門技術を有するシニア技術者を「技術コンサルタント」として
御社の技術的な課題解決のご支援を提供します。
現在、150名以上の方にご登録いただき、活躍中です!

  • ☆☆このような事でお困りではないですか?☆☆


    ・昔は自社のオリジナルで保有していた技術が、技術者の退職により自社に残っていない
    ・図面、強度、材質選定などの技術の基本を整理をし直して技術継承を図りたい
    ・新事業・商品開発に向けて、コア技術を進化・促進させるために、他社・他業界での考え方、ノウハウなどを取り入れたい
    ・品質、歩留まりの「技術的ネック点」を克服したいが、技術面での解決、またそれを指導出来る人材が社内にいない
    ・社内に鋳物などの技術者がおらず、外注先メーカーへの依存により、社内に様々な技術的な知見に疎くなっている
    ・若手技術者に技術者魂を伝えたい。技術者としてのマネジメントの仕方を学びたい
  • 1.TCaSTによって解決した課題


    TCaSTに関する技術的な課題を太平洋セメント㈱と一緒に検討してきました。TCaSTを使用する上での鋳造方案の検討や、鋳造時の欠陥対策に取り組むなかで、様々なメリットがあることに気づきました。実際の製造では、木型や金型費の節減、リードタイムの大幅な短縮を達成しました。中子取りや型を抜くなどの造型工程が簡略化できるので、工場設備もより効率的なレイアウト変更が可能になることを実感しました。
    また、工場環境はクリーンなものとなり、造型の技術者の負担も軽減し、3K職場からの脱却などの課題の解決が期待できます。
  • 2.TCaSTの良かったところ


    TCaSTを使った鋳物づくりは抜き勾配を考える必要がないので、製品の新しい可能性が生まれることもあります。このように、製品の設計段階から色々な提案が可能になるという、発展的なメリットもあると思います。
  • 3.今後TCaSTに期待する事


    3D造型の高速化が進むと、さらにTCaSTの普及に弾みがつきます。工場で使用する消耗品の製造において更なるリードタイムの短縮だけに留まらず、データの作成から製品の完成までのトータルサービスや、街中にある空調の効いたビル内での鋳造工場の実現に繋がる技術ですので、期待しています。